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カツオの豆知識
【栄養価】
・疲労改善効果
カツオなどの回遊魚には「イミダゾールジペプチド」というが含まれています。このイミダゾールジペプチドには抗酸化作用があり、酸化ストレスを抑制して疲労を軽くしたり、慢性疲労症候群の予防・改善を手助けしたりする効果があるんです。
・二日酔い予防
カツオはビタミンの一種であるナイアシンを多く含みます。
ナイアシンは二日酔いの原因となる「アセトアルデヒド」の分解を手助けするので、二日酔い予防に効果的です。
加えて、肝機能向上や脂肪肝・肝臓疾患予防などに役立つタウリンも豊富に含むため、アルコールの分解で疲れた肝臓の負担を負担を和らげる働きも期待できるんです!
【調理法】
カツオ×ニンニク・タマネギ
カツオのたたきにはよくニンニクやタマネギが添えられていますよね。
実はそれには意味があるんです!
ニンニクやタマネギに含まれている「アリシン」(ニンニクの臭いの原因となる物質です)は、ビタミンB1の吸収を助けることで、疲労回復・体力増強をサポートする働きを持ちます。
また、強力な殺菌作用があり、食あたり予防にも役立つんです。
ただし食べ過ぎには注意です!
【その他】
先ほどカツオは回遊魚と言いましたが、日本でよく取れる時期(旬)は春と秋の2回あります。
「上り鰹」や「初鰹」とも言われる春獲りのカツオは、若い魚なので筋肉質で低脂質、さっぱりした味わいです。
一方、「戻り鰹」と呼ばれる秋獲りのカツオは、成長して脂がたっぷり乗っているため、脂質が多くなっています。
※参考文献
「まぐろの栄養価〜知られざる効能・健康効果いろいろ〜」山松水産株式会社
http://www.yamamatsu-suisan.jp/qa/maguronoeiyou.html
「マグロ・カツオの栄養素〜〜健康効果いろいろ」山松水産株式会社
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