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魚のおいしい解凍法って?
魚を解凍するときにはいかにドリップを少なくするかが味や栄養素を保つ鍵!
今回は自然解凍、流水解凍、冷蔵庫解凍、電子レンジ解凍の4つの方法を比べてみます。
○自然解凍
冷凍魚を包装したまま常温におき、自然に解凍させる方法です。
解凍に要する時間は短めですが、ドリップ量が多いです。また、夏場は衛生面での配慮が必要です。
○流水解凍
密閉包装した魚を包装ごと流水にさらし、解凍させる方法です。
解凍時間が早くドリップ量も少なく抑えられます。水がややもったいないことがデメリットです。
○冷蔵庫解凍
冷凍魚を冷蔵庫に入れてゆっくり解凍する方法です。
ドリップ量を少なく抑えられるうえ低温なので衛生的です◎。およそ7時間と解凍に時間がかかることがデメリットです。
○電子レンジ解凍
魚をクッキングペーパーの上に置き電子レンジの解凍モードで解凍する方法です。
短時間で解凍できます。手軽な反面、ドリップ量が他の方法と比べて多く、少し溶けている状態で加熱すると加熱ムラを生じたり、加熱しすぎてしまったりといった失敗が起こりやすいのがデメリットです。
解凍時間が短いほどドリップ量が増えてしまう傾向がうかがえます。
時間の都合や調理方法によって、これらの解凍方法をうまく使い分けられると良いですね。
参考文献
*全国海水養魚協会「おいしい養殖魚の食べ方」ウォールド君のお魚大百科 https://www.yoshoku.or.jp/kaitou/
*お魚WEB-mag 「冷凍魚の解凍方法|お魚屋さんが教える味を落とさない裏技」https://somanoonchama-mag.com/blog/1/
〈ドリップとは…?〉
魚を解凍するときに出てくる解凍液のこと。旨味や栄養成分が一緒に出てしまう。
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